【Google運営・ユーザーとつながるYouTube⑤】サイトテキストの無断使用問題(著作権というよりハッキング寄り)と、コンテンツ重複と見なされインデックスの減少につながる問題。
こんにちは、ペンギン男です🐧
前回は、Google検索アルゴリズムにも大きく影響する「検索品質評価ガイドライン」についての、Google内部情報を聞くことができ、なかなか有益でした。今回は、その続きで、配信内容は次の通り↓
2019年6月25日 Japan Webmaster Office Hours
この記事の続きです↓
そして、アカウントの説明によると、この配信の趣旨はつぎの通りです。
ウェブマスターオフィスアワーは、ウェブマスターの方からのご質問にGoogle社員がお答えしたり、ウェブマスターの方とGoogleの間での情報交換をざっくばらんに行う場です。みなさまから事前にイベントページ上に頂いた質問にお答えしながら、リアルタイムでやりとりもさせて頂けたらと思っています。
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【目次】
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サイトのテキストが無断で使用されている問題
(質問者補足)→日常的に、自分のサイトの文章をコピーしたかのような内容のスパムサイトが存在する。自サイトのURLで検索すると、そうしたサイトがヒットする。また、サーチコンソールで見ると、海外で大量の被リンクを浴びせられている。
(スピーカーの回答)→よくあるケースではあります。海外でサイトがハッキングされ、そのサイトにコピーされているもの。ただし、具体的なデメリットはないので、このまま放置するのも一法か。ただし、自サイトのURLで検索してほかのサイトが著しく上位に表示されるようなら、Googleに対して、ハッキングのスパムレポートを送るという手がある。
(コメント)→現在の自分のサイト運営上は、関係の度合いは低そう。とは言え関心ある話。単に興味深い話が聞けたというだけではなく、スパムの多様性について、知らないケースについての情報を得られるのは大きいですね。
ECサイトのインデックス減少
(質問者補足)→関連ページにcanonicalを設定したりしていないし、robots.txtなどでクロールを回避したりなどはしていない。
(スピーカーの回答)→商品が売り切れると、商品切れという情報だけを伝えるページになっている。従って、商品切れを伝えるページは複数あるので、重複していると見なされ、インデックスの対象外になっている可能性が高いのでは。対処法としては、商品切れとなっても、写真や価格などの情報を落とさずに、商品切れという情報を伝えるようにすれば、ひとつ改善の切り口にはなるのでは。
(コメント)→コンテンツのオリジナリティの重要性については、類書でなんども確認されるところ。しかしながら、こんな商品切れのような理由でインデックスが外れるなんて、思いもよらぬことでした💦また、ほかの質問を見ても、インデックスの減少というトラブルはかなり多そうです。
最後に
この配信で取り上げられる質問はとても多く、例えば
などなど。
しかし、
- 私の知識不足で取り上げるのが困難なものも(ローカルの掲載の件)あれば
- 質問者から提供される情報が、きちんと現状把握するには不足しているケース(虫眼鏡SEOの件)も多く
- Googleとして個別に回答する状況に無かったり(有料スパムの件)
- そもそも、この回答者の方の守備範囲ではなかったり(Googleマイビジネスの件)
します。多種多様なケーススタディができる点、有益性は高いと思います。しかしながら、自分のレベルに合わせて情報を取りに行かないと、いずれ、その情報量の多さとバラエティに混乱してしまいそうです💦
また、次回。
#Google Web Masters
#Japan Webmaster Office Hours