【MA=企業買収合併は何より事業計画を必要とします①】もう一つのMAである、Marketing Automationの話しは別の機会に💦
こんにちは、ペンギン男です。
「M&A」という表現は、ファイナンス業界とネットマーケティング業界では、かなり頻繁に目にする機会多かったですが、最近は、やや鳴りを潜めた感あります。念のため説明を付すと
- @ファイナンス業界→ 企業の合併買収を意味する「Mergers & Aqusitions」の略
- @ネットマーケティング業界→ネットマーケティングのPDCA化を加速する「Marketing Automation」の略
という整理になります。
- 過去には、ファイナンス(比較的大型の資金調達)との接点多く↓
- 最近では、ネットマーケティング関連の記事↓を書く機会もあり
- 事業計画の記事↓も書く機会あるので
そのいずれにも大なり小なり関係のある「MA」について触れてみたいと思います。
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【目次】
- 小さいことからコツコツと企業を育てる風潮だった日本。いつしか、黒船来航的に?日本が受け入れたMA
- 今のMA業界は右肩上がりらしい
- インフラと言えば資金調達?!
- なんのためにMAをやるのか、のおさらい
- 最後に
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小さいことからコツコツと企業を育てる風潮だった日本。いつしか、黒船来航的に?日本が受け入れたMA
少なくとも製造業の多かった日本では、企業とは、ヒト・モノ・カネを使って丁寧に作り上げていくという思いが強かったようなイメージあります。
そんな中で、急に横から入ってきて、「企業のっとり」のようなことをするなんて、モラルに反するといった風潮も、なくはなかったと言えましょう。
しかし、欧米では、かなり前から企業の合併買収が盛んで
- グローバル化の一環?で、日本もそれを受け入れるしかなくなったり、はたまた
- MAの「時間を買う」という効用や
- MAの「新しいマーケットの創造」という前向きな面も理解されて
盛んになった経緯あります。もっとも象徴的なことに、こうした「機動的な」MAを実現化するために導入された側面もある「持ち株会社制」の解禁があります。
戦前には、持ち株会社制を通して、財閥が経済界を支配していたとされてますが、そういう弊害を取り除くために、実施された「持ち株会社制」の禁止。経済界も民主化することを目的とした、かなり「思いの強い」政策です。とはいえ、市場の変化に伴って経済界からの要請が強く、背に腹はかえられなかったようです。
今のMA業界は右肩上がりらしい
不勉強で知りませんでしたが、まだまだ伸びているそうです。
理由としては
- 後継者のいない企業での事業承継対策
- 企業の海外進出で、進出先の企業を買う
ことが多いそうです。
特に、事業承継あたりは、銀行さんが積極的に取り組んでおられますね。「銀行 事業承継」で検索すると、銀行さん運営のサイトがわんさか💦
インフラと言えば資金調達?!
銀行とか金融関係者でもなかったのですが、インフラ事業(*)に関わっていたせいか資金調達関係の業務に従事する機会が多くありました。
(*)ちなみに、インフラ(インフラストラクチャーの略)は、電気とか、水とか、通信とか、日常生活においてなくてはならないベースとなる基盤のことです。
MA自体を資金調達の関連つけることに違和感あるかもしれません。私もしかり💦実際、MAには、資金調達に収まりきらない要素がたくさんありますし。
とはいえ、MAは
- かなり財務的な知識を要求されますし
- 文字通り、企業「買収」でもあるので、たしかにオカネは動きますし
- 大型資金調達という側面の重要性は変わっていないと思います
ので、そんな流れから、ファイナンスというカテゴリー分けになっているようです。
なんのためにMAをやるのか、のおさらい
素朴に、なにを目的として、わざわざ企業の売買なんかするのでしょうか。
経験的に、だいたい次の二つくらいの意図が考えられます。
- ①自社の弱い部分を補強するため→具体例のしては、技術力はあるが販売力に自信がない場合、強力な販売網をもつ企業をとりこむことで企業価値向上を狙うケースなど。必要な資産を自社内で育てず、社外で調達しようという点で、時間を買っているとも言えましょう。
- ②企業自体を商品と見做して、将来の売却を行って利益をだすことを前提に、企業を買うもの→具体例としては、ベンチャーキャピタルあたりは、この典型例ですね。
最後に
思ったより教科書的な説明から入ることになってしまったので、次回からは、事業計画系のトピックも含めた、より実践的・具体的なお話をできればと考えています。
また、次回。
#M A
#企業買収合併
#ベンチャー・キャピタル