ブログ vs YouTube 【ホームページ集客②】
こんにちは、ペンギン男です🐧
ホームページ集客というタイトルでもお分り頂けるかと思いますが、個人運営のブログというよりは、動画も含めた小さな会社のネット集客にフォーカスした、この本↓
ネット集客のやさしい教科書。 小さな会社がゼロから最短で成果をあげる実践的Webマーケティング
- 作者: 高田晃
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2017/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
出典はアマゾンさん。
やや、現在の自分の作業=個人運営のブログとは距離あるように感じつつ、いずれは必要となるであろうナレッジ=動画との自覚の元、読み進めます。特にYouTubeの取り上げ方に、力が入っているのが本書の特徴。そして、YouTubeをブログに見立てるという考え方も披露されています😊
また、どのサイトにもホームページはあるわけですが、ブログをやっていると、不思議と「ホームページ」というワードは使う機会がありませんでした。はてなブログさんのほうで、ほぼご準備頂いているので、ホームページ制作に、あまり苦労していないからでしょうか💦
前回の記事↓
(ページネーションはkindleでの表記に従います)
SEO対策への配慮は必要ですが、YouTube 動画は荒削りでよいと断言
No.82
これから解説するYouTube施策は、動画の撮影や編集をプロにお願いする必要はまったくありません(中略)基本的に編集なしでも問題ありません(中略)無料編集ソフトで十分対応できます。
YouTubeという言葉を「ブログ」に置き換えても違和感ありませんね。ブログ同様、プロでなくても素人でもなんとかなる、と。
No.83
タイトル・説明欄・タグを活用する
ここの記述も、まるでブログと同じです。素人っぽさと言いますか、
- 大きな企業の画一的なテイストとは差別化し、
- 個人個人の色合いを前面に出しつつ
SEO対策は丁寧に実施するというのが、当面の王道の戦略のようです。YouTubeは、そうした狙いにピッタリはまるツールなのですね。
さらに、ブログ運営にも通じる、動画施策として踏み込んだ考え方が提示されます。
No.85
質より量の脱完璧主義
見込み客に対して的確な集客導線を設置するためには、幅広い検索キーワードを網羅的に抑えていく必要があり、結果として大量の動画が必要となるという発想
これも、どこかで聞いたような話(もちろん、ブログでも事情は同じ)とは言え、YouTubeでは、幅広い検索キーワードを網羅的に集めるというスタンスです。
単なる比較ですが、検索ボリュームにあまり配慮していないという意味で、ブログと比べ、やや粗い感じを受けます。ただし、このバランス感の是非は、実際に着手しないみないことには、なんとも言えないですね💦
No.86
2〜3分の短編動画にする
ここは、YouTubeとブログの大きく違うところ!!ブログだと文字数は多くせよ、みたいな話をよく聞きます。しかし、動画はただカメラを回しておけば時間は稼げるので、そこは事情が違うのでしょう。かなり、コンパクトな動画が推奨されています。珍しくブログと動画の差が顕著に出たケース💦
YouTubeにおける検索キーワードの扱い
No.87
YouTube施策において上位表示をねらう場合に重要なのは「スモールワード」と呼ばれる二語もしくは三語の単語を掛け合わせた検索キーワードを選ぶ
ビッグワードが「中古車」だとすると、スモールワードは「プリウス 中古 ワンオーナー」くらいといった例が出されています。
ここで
- ブログ→検索ボリュームへの配慮は必須
- 動画→ひたすらなスモールワード狙いでもよい
という方向性はどうか?!と思わないでもありません💦
No.88
- 一つ目は、競合が多過ぎて上位表示の難易度が高い(中略)
- 二つ目は、検索ユーザーのモチベーションです。広義の検索キーワードよりも、複数の単語を組み合わせて、具体的に検索している人のほうが、ニーズが顕在化しており、高いモチベーションであると推測されます
ここでも改めて確認されるのは、これだけ動画とブログに共通点が多かったのに、ここに来て、動画の検索ボリューム対策が言及されていないこと。コンテンツの長さに続き、ブログと動画の顕著な違いの出る箇所。
思うに、ブログは主にテキストで構成されている分、キーワードを軸に据えてコンテンツを評価することは技術的に比較的スムーズであろうと推測されます。
これに比べ、動画だと、画像も音声もテキストもあり、コンテンツを評価するのに、単純にキーワードを軸に据えるのは難しいのかもしれません。従って、ブログのように、キーワードによって、検索ボリュームを予測することには無理があり、そのためか、動画の検索ボリュームをロジカルに予測するツールはまだ開発されていないのかもしれないですね。
とはいえ、私の方で、この考え方の良し悪しを検討したり、深掘りしたりする引き出しがなさ過ぎるので、ここでは、さらっとスルーします。ブログvs YouTubeという大きな課題ですし💦また、別の機会に。
動画のネタ
当然といえば当然ですが、ブログ同様、動画においても、ネタに困ることも少なからずあるはず。その場合、
No.90
原則として①上位表示をねらう検索キーワードに関係しているもので、②見込み客や顧客に役立つもの
であることにくわえ
No.90
見込み客や顧客側が「普段見たり聞いたりしないようなもの」(中略)また「日常生活の中でネタを見出せないか?」という視点
ここでも、動画に必須のアイテムとして
- ユーザー視点
- SEO対策
- 長続きできること
が強調されてます。ここらあたりは、ブログと動画は同じ😊
動画ブログ
当たり前と言えば当たり前ですが、同じブログでも、
- テキストメインのブログと
- YouTubeといった動画を活用したブログ
とでは、似ているようで、ちょっとずつ違います。メディアが異なるので、当然と言えば当然ですが、ちょっとした発見です💦どこか新鮮。しかし、この「ちょっとした差」が、のちに大きな違いを生むのだろうと、ぼんやり感じています。
全体的なイメージ
この後は、動画のトピックを離れ
等の解説がありますが、個人運営サイトの実務に適用するには、やや粗めの内容かと感じました。ほかのブログ関連本に比べて、何より期待されるであろう、具体例の共有や解説が、やや乏しく、逆に、教科書的な内容に力を入れておられます。一方、YouTubeのパーツについては具体例も併せて充実していたのが印象的。
とは言え、もともとターゲットは小さな会社と明確に説明されており、本のタイトルも「教科書」と銘打たれています。当然と言えば当然の結果。単に、私が現時点で本書のターゲットで無かっただけです💦YouTubeのパーツに注力されていた分だけ、ありがたいと思うべきのようです💦
まとめ
以上のストーリーをまとめると次のようになるか、と。
- YouTube動画はプロでなくても素人なりの荒削りの編集でオーケー
- 動画における検索キーワードは、競合の少ないスモールワードから。検索ボリュームについては、あまり強調されていない
- 動画のネタについては、SEO対策は常に考慮に入れておくべきだとしても、日常にあるものでオーケー。
#ネット集客のやさしい教科書
#Googleアナリティクス
#Googleサーチコンソール
#アイトラッキング
#ページビュー
#インプレッション
#直帰率
#離脱率
#4p
#訪問チャネル
#Scroll Depth