ペンギン男の生活@気になるのは、海外SEOとYOGAとお天気

Web方面では、SEOだけでなく、事業計画やファイナンスといったWebビジネスを柔軟に支えるナレッジもカバー。身体方面では、ヨガだけでなく、ストレッチも加えたエクササイズのナレッジを積み上げていきます。なお、体調に大きく影響する他のトピック、例えば天気の話題も時折絡めます。

ブログ vs YouTube 【ホームページ集客②】

こんにちは、ペンギン男です🐧 

ホームページ集客というタイトルでもお分り頂けるかと思いますが、個人運営のブログというよりは、動画も含めた小さな会社のネット集客にフォーカスした、この本↓

出典はアマゾンさん。

やや、現在の自分の作業=個人運営のブログとは距離あるように感じつつ、いずれは必要となるであろうナレッジ=動画との自覚の元、読み進めます。特にYouTubeの取り上げ方に、力が入っているのが本書の特徴。そして、YouTubeをブログに見立てるという考え方も披露されています😊

また、どのサイトにもホームページはあるわけですが、ブログをやっていると、不思議と「ホームページ」というワードは使う機会がありませんでした。はてなブログさんのほうで、ほぼご準備頂いているので、ホームページ制作に、あまり苦労していないからでしょうか💦

前回の記事↓

(ページネーションはkindleでの表記に従います) 

 

SEO対策への配慮は必要ですが、YouTube 動画は荒削りでよいと断言

No.82

これから解説するYouTube施策は、動画の撮影や編集をプロにお願いする必要はまったくありません(中略)基本的に編集なしでも問題ありません(中略)無料編集ソフトで十分対応できます。

YouTubeという言葉を「ブログ」に置き換えても違和感ありませんね。ブログ同様、プロでなくても素人でもなんとかなる、と。

No.83

タイトル・説明欄・タグを活用する

ここの記述も、まるでブログと同じです。素人っぽさと言いますか、

  •     大きな企業の画一的なテイストとは差別化し、
  •      個人個人の色合いを前面に出しつつ

SEO対策は丁寧に実施するというのが、当面の王道の戦略のようです。YouTubeは、そうした狙いにピッタリはまるツールなのですね。

さらに、ブログ運営にも通じる、動画施策として踏み込んだ考え方が提示されます。

No.85

質より量の脱完璧主義

見込み客に対して的確な集客導線を設置するためには、幅広い検索キーワードを網羅的に抑えていく必要があり、結果として大量の動画が必要となるという発想

これも、どこかで聞いたような話(もちろん、ブログでも事情は同じ)とは言え、YouTubeでは、幅広い検索キーワードを網羅的に集めるというスタンスです。

単なる比較ですが、検索ボリュームにあまり配慮していないという意味で、ブログと比べ、やや粗い感じを受けます。ただし、このバランス感の是非は、実際に着手しないみないことには、なんとも言えないですね💦

No.86

2〜3分の短編動画にする

ここは、YouTubeとブログの大きく違うところ!!ブログだと文字数は多くせよ、みたいな話をよく聞きます。しかし、動画はただカメラを回しておけば時間は稼げるので、そこは事情が違うのでしょう。かなり、コンパクトな動画が推奨されています。珍しくブログと動画の差が顕著に出たケース💦

 

YouTubeにおける検索キーワードの扱い

No.87

YouTube施策において上位表示をねらう場合に重要なのは「スモールワード」と呼ばれる二語もしくは三語の単語を掛け合わせた検索キーワードを選ぶ

ビッグワードが「中古車」だとすると、スモールワードは「プリウス 中古 ワンオーナー」くらいといった例が出されています。

ここで

  • ブログ→検索ボリュームへの配慮は必須
  • 動画→ひたすらなスモールワード狙いでもよい

という方向性はどうか?!と思わないでもありません💦

No.88

  •     一つ目は、競合が多過ぎて上位表示の難易度が高い(中略)
  •     二つ目は、検索ユーザーのモチベーションです。広義の検索キーワードよりも、複数の単語を組み合わせて、具体的に検索している人のほうが、ニーズが顕在化しており、高いモチベーションであると推測されます

ここでも改めて確認されるのは、これだけ動画とブログに共通点が多かったのに、ここに来て、動画の検索ボリューム対策が言及されていないこと。コンテンツの長さに続き、ブログと動画の顕著な違いの出る箇所。

思うに、ブログは主にテキストで構成されている分、キーワードを軸に据えてコンテンツを評価することは技術的に比較的スムーズであろうと推測されます。

これに比べ、動画だと、画像も音声もテキストもあり、コンテンツを評価するのに、単純にキーワードを軸に据えるのは難しいのかもしれません。従って、ブログのように、キーワードによって、検索ボリュームを予測することには無理があり、そのためか、動画の検索ボリュームをロジカルに予測するツールはまだ開発されていないのかもしれないですね。

とはいえ、私の方で、この考え方の良し悪しを検討したり、深掘りしたりする引き出しがなさ過ぎるので、ここでは、さらっとスルーします。ブログvs YouTubeという大きな課題ですし💦また、別の機会に。

 

動画のネタ

当然といえば当然ですが、ブログ同様、動画においても、ネタに困ることも少なからずあるはず。その場合、

No.90

原則として①上位表示をねらう検索キーワードに関係しているもので、②見込み客や顧客に役立つもの

であることにくわえ

No.90

見込み客や顧客側が「普段見たり聞いたりしないようなもの」(中略)また「日常生活の中でネタを見出せないか?」という視点

ここでも、動画に必須のアイテムとして

  •    ユーザー視点
  •    SEO対策
  •    長続きできること

が強調されてます。ここらあたりは、ブログと動画は同じ😊

 

動画ブログ

当たり前と言えば当たり前ですが、同じブログでも、

  • テキストメインのブログと
  • YouTubeといった動画を活用したブログ

とでは、似ているようで、ちょっとずつ違います。メディアが異なるので、当然と言えば当然ですが、ちょっとした発見です💦どこか新鮮。しかし、この「ちょっとした差」が、のちに大きな違いを生むのだろうと、ぼんやり感じています。

 

全体的なイメージ

この後は、動画のトピックを離れ

等の解説がありますが、個人運営サイトの実務に適用するには、やや粗めの内容かと感じました。ほかのブログ関連本に比べて、何より期待されるであろう、具体例の共有や解説が、やや乏しく、逆に、教科書的な内容に力を入れておられます。一方、YouTubeのパーツについては具体例も併せて充実していたのが印象的。

とは言え、もともとターゲットは小さな会社と明確に説明されており、本のタイトルも「教科書」と銘打たれています。当然と言えば当然の結果。単に、私が現時点で本書のターゲットで無かっただけです💦YouTubeのパーツに注力されていた分だけ、ありがたいと思うべきのようです💦

 

まとめ

以上のストーリーをまとめると次のようになるか、と。

  • YouTube動画はプロでなくても素人なりの荒削りの編集でオーケー
  • 動画における検索キーワードは、競合の少ないスモールワードから。検索ボリュームについては、あまり強調されていない
  • 動画のネタについては、SEO対策は常に考慮に入れておくべきだとしても、日常にあるものでオーケー。

 

また、次回

 

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