【根本から検索の仕組みを知る④(アルゴリズム)】検索意図の解釈を促進する、検索意図の把握とウェブページの関連性。照合に焦点。
こんにちは、ペンギン男です🐧
Googleのコア技術である検索の仕組み。それだけに、Googleも丁寧な解説を盛り込んでくれています。ユーザーとの相互理解という大きな目的もあろうかとは思いますが、過去、ユーザーとの、それなりに緊張感のあるやりとりもあったはずで、たんなるデジタルではない、アナログなやりとりも踏まえた情報共有なのだろうと理解して読んでいます↓
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【目次】
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上記Google「検索の仕組み」のウェブページでの表記順、見出し順に(基本的に)見ていきます。
検索意図の把握
ここでも検索意図の把握の重要性が確認されています。しかし、わかるのは、入力されたワードだけ。類書でも、検索意図については、よく言及されていますが、かと言って何をしたら良いのか分からず、これは数をこなすしかないなと思っていたので(実際、数は必要でしょうが)ウエルカム😊
スペルミスの解釈
ここでは急にYouTubeの投稿が参照されています。スペルミスの解釈のような、細かく膨大なデータを一つ一つ潰していくプロセスなんかが触れられています。
気の遠くからような話ですが、実際、「検索意図」は、正しいワードの把握から始まるでしょうから、意義は大きいのかも💦
類義語
類義語を呼び出すツールもちょくちょく目にしますね。一つの単語に複数の定義がある場合にも、検索エンジンがユーザーの意図を理解できるのは、まさに、この機能ゆえとか。
たとえば
電球の変え方 → 電球の入れ替え
など。
どのような種類の情報を探そうとしているのか
たとえば次のような要素の理解についても配慮されています。
- 特定のことに関する検索か、もしくは幅広い検索か
- 具体的な情報が必要なことを示す検索キーワードはあるか(「口コミ」「画像」「開店時間」など)
- その日に公開されたコンテンツを探していることを示す急上昇ワードの検索をしているか
- 付近のお店や現在地の情報を検索しているか
ちょっと強引な解釈ですが、5W1H(Who,When,Where,Why,How)について、網羅的にキチンと抑えようとされていますね。そういえば、この5W1H、状況把握の基本でした。忘れていました💦
ウェブページの関連性=「照合」のステップ⬅️ここ、かなりタメになります😊
ここはキーワード照合のステップ。
- クエリに一致する情報を含むウェブページを探します↓
- まずは、アルゴリズムはインデックス内で検索キーワードを探して適切なページを見つけます↓
- キーワードが登場する頻度やページ上の場所(タイトル、見出し、本文中など)について分析します↓
- キーワードの照合に加えて、ユーザーが探している情報に十分合致する情報であるかどうかの手掛かりを見つけます。たとえば「いぬ」を検索する場合、必要なのは「犬」という単語が何百回も登場するページではありません。つまり、ただクエリの言葉を繰り返すだけではなく、クエリに対する答えが含まれているページかどうかを見極める必要があります↓
- そこで、犬の画像や動画、犬種のリストなど関連するページがコンテンツに含まれているかどうか分析します↓
- 最後にクエリと同じ言語で作成されたページかどうかを確認して、ユーザーが使用する言語のページを優先します。
ここ、かなり参考になりませんか?Google検索エンジンは、検索キーワードを検索意図の出発点ととしながらも、もう、ワードだけで判断はしていないのですね。いわゆる総合判断。ユーザーからの需要もあるとはいえ、テキスト中心のコンテンツであっても、画像や動画もお飾りや賑やかしではなく、かなり重要な検索意図把握のツールとされているのですね😊
最後に
検索アルゴリズムというくらいなので、一見簡単そうな検索一つを取っても、長い長いロジックが組み込まれているのだろうな、くらいは想像していました。当然、そうしたロジックをユーザー側で利用するには、ハードル高いものになるだろう、と。
そうだとしても、Googleの検索エンジンが行う作業、すなわちアルゴリズムのステップは、十分参考になりますね。もちろん、個々のアイテムは類書でも見かけるワードも少なくありませんでし。しかし、こういう風に包括的に、流れも併せて解説されていると、次の実行フェーズに入りやすいというモチベーションも喚起してくれる秀逸なコンテンツでした😊
また、次回。
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