【ネイティブ発音 科学的上達法②】オススメの英語っぽい発音!!
こんにちは、ペンギン男です🐧
とにかく、良い本に出会ったというのが専らの印象。とはいえ、私自身がネイティブ・レベルからは程遠いので、どこまで説得力がありますやら💦でも、それなりに英語のヒアリングや発音を勉強したり、関心のある方であれば、この本が、如何に要点をズバリ突いているかどうかは、お分かりいただけようというもの😊
「ネイティブ発音」科学的上達法 おどろきのストレッチ式発声術 (ブルーバックス)
- 作者: 藤田佳信
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/09/19
- メディア: 新書
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出典はアマゾンさん。
【目次】
とにかく大袈裟に。とにかく強調を。No強調 No英語
P-7
発音に関係する筋肉の活動範囲を拡大しさえすれば(中略)日本語のカタカナ・イメージで発音しても、英語でらしく響くのです
これ、めちゃくちゃ共感できます。もちろん、ただやみくもに大袈裟にやっても、しくじることは多いでしょう。でも、何から始めるのか、と言えば、ここからです。そして、そこから修正していくことの有効度合いは、かなりの方と共有できるのでは!と感じています。そう「考える」のではなく、実体験に基づいて、「感じています」。
ヒアリングと発音の関係性
そうそう、これこれ。これ、本当にエッセンスを捉えていると思います!!
P-7
自分自身が作れない音声は、聴きとることができない
最初から無理して、単語も文法もヒアリングも発音も一挙に片付けるのは大変ですから、そこまでは要求されていません。なんとなく、余裕できたころに、この「基本法則」を思い出すと、身体的にも頭的にも、しっくりきます。少なくとも私はそうでした😊
じゃあ、具体的に、発音時は、どのあたりに力をいれる?!
P-14
英語の発音では、主に口唇・舌・下あごなどの筋肉群を、日本語とは比べられないほどしっかり働かせます(中略)音声の聴覚イメージだけがあって、実際にさまざまな筋肉を働かせて音声をつくる
P-16
ポイントは、口唇の目立つ動きです。すなわち、唇の丸めと左右への引っ張り、下あごの下げ具合の3点です
①縦にも②横にも③口の奥にも、しっかり筋肉を動かします。もちろん、最初は疲れるし、なにより、たどたどしくしか動いてくれません。如何に自分の身体とはいえ。慣れです。必要なのは、慣れ。しかも、文法なんかに比べば、そんなに時間は必要ないか、と。しかし、口唇を動かすことは、日本語には本当に要求されないのでしょう。未知な口唇の動きであることは確かです。
とにかく大袈裟に、とにかく強調して発音して成功した、安心する過去事例
P-61
まだ「red」と言えない段階の幼児は、しばしば「red」を「wed」と発音します。語頭のrの代わりに、wの音を用いてそれらしくみせかけるのです。
red→wed
(中略)悩める学習者にとって、ネイティブ幼児のみせかけ発音は、実に有効な技術と言えるでしょう。
これ、これ、これ。そう言えば、幕末の日本でも、まったく不慣れな英語を話す際、赤を意味するredを「レッド」ではなく「ウレッ」と発音し、そこそこ成功していたようです。「え、そんなことでなんとかなるの?!」との疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。でも、「そんなこと」が発音上達の鍵となるようですね。
最後に
作者のご説明には、イチイチ、クドイほど納得できます。勉強と実体験を一応、ふんだんに、こなした身としては、頭はもちろん、皮膚感覚的にもしっくりくる、珍しいほど出来の良い印象が、いつまでも残ります。
#ネイティブ発音
#科学的上達法
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