ペンギン男の生活@気になるのは、海外SEOとYOGAとお天気

Web方面では、SEOだけでなく、事業計画やファイナンスといったWebビジネスを柔軟に支えるナレッジもカバー。身体方面では、ヨガだけでなく、ストレッチも加えたエクササイズのナレッジを積み上げていきます。なお、体調に大きく影響する他のトピック、例えば天気の話題も時折絡めます。

Google2018トップ10記事【ウェブマスター向け公式ブログ①】医療・健康系の検索アルゴリズム変更に関するGoogleスタンス

こんにちは、ペンギン男です🐧

従来「Google情報アップデートのショートカットurl」というタイトルで記事化していたものですが、タイトルを変えました。単に、タイトルが長いので💦

さて、次↓の記事で、2018年のトップ10の記事を順位の上の方から順番に見ていくことにしています。

それで、今回のコンテンツはこれです↓

2017年12月6日水曜日「医療や健康に関連する検索結果の改善について」

思うに、これはヘルス産業限定の内容ではなく、検索結果の改善にGoogleがどういう形で対応しているかを確認できる、SEO上、かなり有益な情報というイメージあります。

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【目次】

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上記Googleウェブマスター向け公式ブログ・ウェブページでの表記順、見出し順に(基本的に)見ていきます。

 

毎日数百万件の検索。非・専門用語的クエリ

現在、毎日数百万件以上の医療や健康に関する日本語のクエリがGoogleで検索されています。これを分析してみると、医療の専門用語よりも、一般人が日常会話で使うような平易な言葉で情報を探している場合が大半です。

対象が医療分野であっても、平易な言葉で検索するというのは、我々の皮膚感覚とも一致したいます。さらに、平易な言葉でも、それが医療上の専門用語に向けて、Google Botが、繋いでくれるようなら期待さえあります💦

 

クエリの現状とは異なり、専門用語的表現多く、一般ユーザー向けの情報は限られている様子

日本のウェブには信頼できる医療・健康に関するコンテンツが多数存在していますが、一般ユーザー向けの情報は比較的限られています。

こうなると、需要と供給のアンバランスが生じますね。平易なクエリで適切な情報にたどり着きたい一般ユーザーと、平易な表現を使っていない多数のコンテンツ💦

 

Googleからの呼びかけ

大胆?にも、Googleから医療関係者へのお願いが述べられています。

もし、あなたが医療関係者で一般のユーザーに向けたウェブでの情報発信に携わる機会がありましたら、コンテンツを作る際に、ぜひ、このような一般ユーザーの検索クエリや訪問も考慮に入れてください。    

しかも、もっと突っ込んだ、ちょっとしたダメ出しに近いコメントも、前のめり的に掲載してあります💦

ページ内な専門用語が多用されていたら、一般ユーザーが検索でページを見つけることは難しくなるでしょう。内容も分かりづらいかもしれません。

医療関係者の方からすれば、若干余計なお世話的な感じもあるのかもしれません。しかし、医療・健康に関するウェブ記事の質が社会問題化し、医療自体への信頼低下に陥っては元も子もないのでしょうから、真摯に受け止めた方も多かったのでは💦

 

Googleからのアドバイス

さらに、単にお願いするだけではなく、アドバイスも含めています。もちろん、今となれば、何か質問あれば、まずは

  • ウェブマスター向け公式ブログ
  • ウェブマスターヘルプフォーラム 
  • イベント

あたりで詳細聞くことができることは知りましたが、医療関係者の方としては、単にお願いされるより、少し安心されたかもしれません。

ユーザーがあなたのサイトを見つけるために使用している検索ワードのリストは、Search Consoleで確認することができます。もし、リストが専門用語で占められていたら、一般ユーザーの多くはあなたのサイトの情報にアクセスできていない可能性があります。

 

Googleの対応策

日本語検索に関するページの評価方法のアップデートがなされ、医療・健康に関する検索のおよそ60%に関係するとか。すごい💦

この変更は、医療や健康に関する検索の結果の改善を意図したもので、たとえば、医療や従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。

今後の医療関係者のウェブ記事の作り方次第ではありますが、これで、検索検索上、やや小難しい記事ばかり上位表示され、若干ストレスを感じるものになったのかもしれませんね。

 

ユーザーからのレポートも要望

もし問題のある検索結果を見つけた場合には、デスクトップでは「フィードバックを送信」、モバイルの場合は「ご意見・ご要望」からお知らせください。

今や、検索結果については、検索エンジン側とユーザーが、相互協力の上、改善していくもののようです。

 

最後に

今回明らかになったのは

  • やはり一般ユーザーが使うようなワードへの配慮はmust
  • サイトや検索結果の信頼性が失われた場合には、一般ユーザーが好むワードの平易さよりも、専門性が優先される時もある

ということでしょうか。

なかなか、示唆の多いコンテンツでした💦

 

また、次回。

 

#Googleウェブマスター向け公式ブログ