こんにちは、ペンギン男です🐧
こう台風が続いては、多少なりとも、台風を理解しようというモチベーションも出てくるものなんですね💦今回はテレビの天気予報でもよく耳にする気団と前線のお話。
そう言えば、前線も気団も、意味知りません💦
さらっとエッセンスだけ教えてほしいのですが、細かい字で、たくさん解説が盛り込まれています💦
出典はアマゾンさん。
前回の記事↓
https://penguinotokonoseikatsu.hatenablog.com/entry/weather/typhoon/2019/09/30
————————————————————————
【目次】
————————————————————————
天気予報の基礎知識=気団とは
P-136
大陸や海洋は、それぞれ1000km以上の水平の広がりがあって、地表面の状態がほぼ一様な地域である。空気が、大陸や海洋に長いあいだ、たとえば一週間以上とどまっていると、しだいに地表面に特有な性質を持つようになる。このような空気の塊りを気団といい
これだけだと、ちっとも天気予報ちっくではありません。しかし、これが前線につながっていきます。ちなみに、
P-136
気団の温度と気団が移動していく地表面の温度を比べて、気団の温度が低い場合には寒気団、気団の温度が高い場合には暖気団と区別する。
寒気団。暖気団。ようやく、馴染みのあるワードに到着😊
天気予報の主役の一つ=前線とは
P-137
寒気団の空気(寒気)の密度は、暖気団の空気(暖気)の密度より大きいので、寒気は暖気の下へ楔形に入り込む。このとき二つの気団のあいだで、気温が移り変わる層を転移層または前線帯と呼ぶ。
これは前線「帯」の定義。まだまだ、「前線」にはたどり着きません💦
P-137
前線帯の二つの境界面を前線面という(中略)暖気団の前線面が、地表と交わる線を前線(フロント)という
前線というのは、ある種、周りの環境からは独立している印象ありました。なぜなら、天気予報では、あたかも生き物の動きのように説明されることが多かったので。しかし、「差」が生じるところらしいです。
必ずしも良い天気をもたらすわけではない、温暖前線
P-140
温暖前線面で、暖気が寒気の上をはい上がっていくとき、断熱冷却によって雲が生じる(中略)ある地点で雲を見ている場合には温暖前線が近づくとともに(中略)右から左へと雲が変化する
温暖前線というくらいなので、温和な良い天気をもたらしてくれるものか、と思いきや、そうでもなく、雲を生みます。まぁ、雲は水が温められて出来た水蒸気の集合なので、仕方ありません💦
P-140
温暖前線が近づくと、気温・湿度がしだいに高くなり、気圧は急速に下がる。温暖前線が通過すると、気圧はほぼ一定になる、気温・湿度は不連続に上がる
単に天気を荒らし回っているイメージ💦
さらには
P-140
温暖前線が1000kmぐらいに近づいたらころから巻雲が見られるようになり、次に前線が近づくと巻層雲に変化する。
ここから、
高層雲→低層雲→乱層雲と連続して変化するとか。もっとも、それぞれの雲の違いは知らないわけですが、文字面でなんとなくわかりますが、ねんのため、巻雲だけでも関連記事を↓
巻雲は、繊維状の渦を巻いたような形態。覚えました😊
その名の通り、冷たい寒冷前線
P-141
暖気団より寒気団のほうが優勢で、寒気が暖気を押しのけて進むとかにできる前線
さらには
P-142
寒冷前線が近づくと、気圧は下がり始め、通過とともに急に上昇する
温暖前線とまったく正反対でもなさそう💦
————————————————————————
気温は、
【通過前】 【通過後】
温暖 しだいにup 不連続にup
寒冷 n/a n/a
————————————————————————
気圧は、
【通過前】 【通過後】
温暖 急速にdown 一定
寒冷 しだいにdown 急速にup
————————————————————————
まとめ
以上のストーリーをまとめると、つぎのようになるか、と。
- 大陸や海洋の1000kmレベルの水平な広がりのある地表上に生まれる空気の塊が、気団
- 気団には寒気団と暖気団があり、その境目が前線(面)
- 温暖前線と寒冷前線の通過前と通過後のパターンは、必ずしも正反対でない
また、次回。
#百万人の天気教室
#気団
#前線
#暖気団
#寒気団
#温暖前線
#寒冷前線