【中国ノマド旅⑥】 ノン・スタイルの井上さん出現@ウルムチ
こんにちは、ペンギン男です。
ウルムチでの出来事の追記。
【目次】
- 日本人をまず見かけない土地
- ウルムチから北京に戻るのに、手間取っていると
- まず、遠い目をして故郷を思う
- 次に、日本に残した恋人を思う
- 世界的なカメラマンになるには、もう少しなのだが
- 世の中は厳しいが 、おまえも頑張れ
- いじられているのか
日本人をまず見かけない土地
上海や北京くらいの大都市ならともかく
ウルムチあたりまで足を運ぶと、さすがに
日本人にはお目にかかりません。
実際、北京でお会いした日本人駐在員
の方も、私がウルムチまで行ったことに
対して、よくまぁ、そんな大胆なことを
するな、くらいの反応でした。
距離と、ちょっとした身体の危険の
意味も含めて。
ウルムチから北京に戻るのに、手間取っていると
多少の慣れも手伝って、少し遅い時間帯でも
ウルムチ散策。
すると、背は高くないものの、
がっちりした体型で
大きめのカメラを肩にぶら下げた人に
遭遇。
📸
具体的に説明するのはハードル高いの
ですが、どこか、周りの人と動き方が違う。
ようは、中国人ぽくない。
しかし、外国人はまず見ない土地柄。
お互いに、探るように、チラチラ。
どうやら日本人同士だ、とわかった瞬間
ありました。
お互いホットして、軽い挨拶を。
まず、遠い目をして故郷を思う
いま思えば、このタイプの方は、商社に
たくさんいたなぁ、と。
ナルシスト系のかたです。
時間も遅かったのですが、中国は国内で
時差を採用していないからか、
夜9時ころでも、結構、明るかった。
で、彼のテント、おそらくテントだったと
思いますが、お酒を飲むことに。
基本、私も脇が甘いので、特に、警戒もせず。
あと、はっきり覚えていないのですが、
もう一人誰かいたような気がして、
そのことが安心感につながったのかも。
次に、日本に残した恋人を思う
あまり、お酒は飲めなかったのですが
とりあえず、ちびちび始めました。
すると、この瞬間を待っていたかのように
急におしゃべりに。
俺にも彼女がいて、とか。
私も、日本から遠く離れた土地での
ご苦労されているらしい先輩の言葉
なので、適当に聞くという選択肢は
ありません。
割に真剣に耳を傾けてました。
世界的なカメラマンになるには、もう少しなのだが
次に彼の、アシスタント時代の苦労を。
基本、
睡眠不足
の話。
世の中は厳しいが 、おまえも頑張れ
少し涙ぐみながら、私の肩に手をやって
おまえも今後辛いことまで多いだろうが
頑張れ、と。
いじられているのか
ナルシストなら、こうあるべき！とも
言うべき、完璧なまでに出来上がった
やりとり。
ブレがありません。
その、あまりの、ブレの無さは、
ノン・スタの井上さんレベル。
純度の高いステレオ・タイプなやりとり
なため、途中、かなり違和感を。
いじられているような気もしてきましたし
同時に、本気の本気のような気もします。
恐らくは
私をいじりたかった → 15パーセント
本気の本気 → 85パーセント
くらいの確率だったか、と。
とにかく、かれは、日本語には
飢えていたかも。
そして、単に、人恋しくなった、気のいい
アンちゃんだった気もしてきました。。。
礼を失していたら、申し訳ありません。
また、次回。
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