台風第1号の名前はダムレイ(カンボジア語で象)【お天気予報のこころみ⑩】アジア規模で「台風委員会」という団体があるそうです
こんにちは、ペンギン男です🐧
またまた、近づく台風19号。9月半ばの台風一過の爪痕ひどかったですね。風雨も激しかったのですが、後の影響が大変。YouTubeの投稿でも、かなり深刻な場面も💦
本書↓を紐解いていくと、もちろん小難しいことはたくさん書かれているのです。
出典はアマゾンさん。
しかし、同時に、天気の、ある種、暴力的なパワーも感じるようになりました。
なぜなら、
- 地球規模で天気が成立し
- 電磁波まで登場し
- 気圧というのは、そもそも、分子の衝突が原因
だというのですから💦さらには、以下に示す具体的な数字でも、重量級のパワーを感じます。
今回は、前回の記事↓の続きではなく、「台風」の項目に飛びます。
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【目次】
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今更ですが💦台風とは
北西太平洋もしくは南シナ海に存在する低気圧のうち、低気圧域内の最大風速が毎秒17.2メートル以上のもの
時速61kmくらい。車並みのスピードで風がぶつかってくるのですね。まさに、交通事故がたくさん起こっているレベル💦
これが、かなりの範囲に影響を及ぼすのですから、例えば実際に物理的に計算してもらえば(私には手に負えないですが💦)結構な、数値が出そうです。
やっぱり台風が発生しやすいところに住んでいるようです
P-161
熱帯低気圧は、熱帯ならどこでも発生するわけでもなく、発生しやすい場所が決まっている(中略)もっとも発生数が多いのは、北太平洋の西部で、全体の36%である。
日本は漏れなく含まれていますね💦
今更ですが、熱帯低気圧にもたくさんの種類が💦
P-161を編集
国際的には】
最大風速が毎秒32.7メートル以上に発達した熱帯低気圧は、発生する場所によって、呼び名が違っている。
インド洋や南太平洋西部では】
最大風速が毎秒17.2メートル以上になったもの→サイクロン
戦隊ヒーローものみたいな名称が続きます(もっとも戦隊ヒーローものの製作者の方が真似したのでしょうが💦)
ちなみに、タイフーンと台風は、発生地域も「北太平洋西部」と一緒ですし、基本同じに見えますが
P-161
日本国内では(中略)最大風速がおよそ毎早く17.2メートル以上になったものを台風と呼び、この強さに達しないものは(中略)熱帯低気圧と呼ぶ。英文でtyphoonというのと、和文で台風というのは、最大風速が違うことに注意
typhoonと台風の違いを再確認すると
- typhoon→最大風速が毎秒32.7メートル
- 台風→最大風速が毎秒17.2メートル
名前は似ているが、かなり違います💦
今更ですが、台風にもネーミングが💦
台風委員会
台風委員会というのがあって、北西太平洋と南シナ海で発生する台風防災に関する政府間組織のこと。日本含む14カ国ほどが参加しているそう。
ネーミングルール
台風のネーミングはハリケーンでの実績(カトリーヌ、パトリシアなど)があるせいか、もともとはアメリカが、その任に当たっていたとか。それが平成12年の台風第1号に「ダムレイ」(カンボジア語で、象の意味)という名前をつけたのが、ネーミングにかんする台風委員会の仕事始め。
ちなみに、すでに140個用意されていて、これを一巡したら、また、最初に戻るのだとか。
最初の五つは以下の通り。
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名称 意味 命名国
第1号 ダムレイ 象 カンボジア
第2号 ハイクイ イソギンチャク 中国
第3号 キロギー 雁(がん) 北朝鮮
第4号 インニョン オシドリ 香港
第5号 コイヌ 仔犬 日本
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ちなみに、台風発生は平均25.6個だそうで、上記のリストも約五年で一巡するそうです💦
また、次回。
#百万人の天気教室
#台風