Google検索のクエリの15%は日々新しい【根本から検索の仕組みを知る⑦(ユーザビリティ)】UIの事例。エッフェル塔の高さとか💦
こんにちは、ペンギン男です🐧
- クロールとインデックス登録
- 検索アルゴリズム
とトピックが続きました。前回の記事↓
今度は、より具体化したサービスの紹介に移ります。↓
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【目次】
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上記Google「検索の仕組み」のウェブページでの表記順、見出し順に(基本的に)見ていきます。
有益な情報を最適な形式で
ナレッジグラフ
単に検索キーワードを含む情報を検索結果に表示するだけではありません。人物、作品や場所など、あらゆる物事について、それぞれの情報の関係性や属性を認識・把握した上で、それらを反映した検索結果を表示する機能のこと。たしかに、よく目にします。
検索例)エッフェル塔の高さ
→300メートルという情報だけでなく、自由の女神像やエンパイアステートビルなどや高さや画像と合わせ、検索結果が表示されますね。
(Googleの解説↓)
(関連記事↓)
ルートと交通状況
→特定の住所(ここでは青山通り)を検索するユーザーは、検索意図がかなり明確なケースが多いそうです。なので、その通りについて記載されているサイトへのリンクは、そんなに歓迎されないとか。
検索例)青山通りへの道順
→そこで、実際にキーワードを入力すると
- 現在地からの道順に加え
- マップ
- 複数のルート
- 複数の移動手段
が検索結果として表示されます。
回答を直接表示
→検索内容によっては、直接的な結果が必要な場合もあります。
検索例)tohoシネマズでの上映時間
→所在地から近い東宝シネマズかチョイスされ、人気の作品の上映時間に加え、作品情報も検索結果として表示されます。
強調スニペット
→あるウェブサイトが、ユーザーの質問に関連があるとアルゴリズムによって判断されることがあります。そのウェブサイトのコンテンツから、プログラムで生成されるスニペットのこと。
強調表示して目立たせることですぐに回答が見つかるようにしています。さらに、すべての強調スニペットには
も含まれます。
検索例)合衆国憲法修正第21条が通過した年
→とにかく、他サイトの引用ばかり💦
リッチリスト
→ユーザーの質問に最適な回答は必ずしも一つとは限らないという理解のもと、複数の種類の検索結果を返す機能。
検索例)女性天文学者
→ヒュパティアさん始め、複数の人物データが画像と一緒に列挙されています。
興味ある情報をDiscoverでチェック
→「Google Discover」では、ページの概要がカードとして表示されるもの↓
いやぁー、表示に関するこだわりはすごいです。ユーザーとしては、すでに当たり前になっているので、すでに、その有り難みやスゴサはピンとこなかなっていますが。。。。とにかく、ユーザー・エクスペリエンスの重要性は疑いようがなく、この点への注力は続くそうです。
Googleの処理実績
Googleでは現在、毎年何兆件もの検索を処理しています。Googleが毎日処理するクエリの15%はそれまでに見たことのないものだとあうことです。
最後に
表示。表示。表示。
もちろん、どんなにアルゴリズムが素晴らしくても、表示してリーチされなければ、仕方ないわけですから、当然のことではあります。
しかし、この表示はのこだわりは、執念とも言える感じ💦
また、次回。
#Google検索の仕組み
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