【SEO技術バイブル⑤】異なるURLに同じコンテンツという問題の取り組み方
こんにちは、ペンギン男です🐧
前回記事↓で久々に本書に触れましたが、やはり良書と言えましょう。
正直、全ての項目を血肉化して、実装に生かすほどのキャパシティは私にはありません。そんな私でも、相当の部分が有益と感じますし、また、間接的な示唆をもらえます。
例えば、キーワードのチョイスにおいて
- そのチョイスがどのような局面で(例:URLと、そのキーワードには関連性がない場合)
- どのような影響を及ぼすか(例:検索エンジンが、同じものと認識するのに手間がかかり、分かりやすさの点で評価が若干ひくくなる?!)
の具体的なイメージが浮かびやすくなり、フットワークは軽くなります。
出典はアマゾンさん。
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【目次】
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はじめに
前回の記事では、URLとコンテンツの問題に関し、次のようなレイヤーで解説がなされているところまで触れました。
- 同一URLに異なるコンテンツが表示されるケース
- 異なるURLに同一コンテンツが表示されるケース
- 異なるURLに同一のtitle/descriptionが表示されるケース
- 異なるURLに1コンテンツが分割されるケース(ページネーション)
最初の項目のみ触れたので、今回は二個目のアイテムから始めます。
【ケーススタディ②】異なるURLに同一コンテンツが表示されるケース
問題点、すなわち、重複コンテンツのデメリットを先に確認すると
P-41
- 評価が分散される
- クローラビリティが下がる
- トラッキング・分析・解析か困難になる
というもの。
評価の分散
当然、本来はひとつのページであっても、異なるURLであれば別のページとして検索エンジンは認識します。したがって、本来なら、特定のページに集まるべき被リンクも分散し、そのページのパワーは下がってしまいます。ペンギンアップデートを経ているものの、Googleは従来被リンクをとても重視してきたはず。これは痛いですね。
ただし、現在のGoogleジャパンの担当者はあまりに気にされていないイメージです。具体的には、canonicalを設定すべきかどうかの質問に際して
例えば、同じコンテンツなのに、複数のURLが存在する場合には、検索エンジンとしては、canonicalが設定されていると、当該サイトの構造が理解しやすいという点はある。
といった感じ💦とにかくページのクオリティを上げろ、というニュアンス強いイメージあります。↓
もしかしたら、Googleのアルゴリズムにおいて、重複コンテンツに関して以前ほど厳しくないのかもしれません(もっとも、他では、その旨の記述は見たことがありません)ここも、近々記事化の予定です。
クローラビリティとトラッキング他分析の困難さ
同じ内容なのに、URLが複数あるので、手間がかかってしまうという話。これはスムーズに納得。
解決の方向性
ここも徹底し過ぎている懸念ありますが、一応、載せておきます。
P-42〜43を編集
- 重複コンテンツの発見↓
- 正規ページの決定↓
- ほかのページを正規ページに寄せる↓
- 正規ページに寄せる方法としては、「301リダイレクト」と「canonical設定」がある
しかし、canonical 設定って、どのくらい一般的なのでしょう。
たとえば、ECサイトでは商品切れになると、どのページも同じと検索エンジンに評価される場合多くなります。したがって、意図せずして重複ページができてしまうという問題が生じます。この状態の解決策としてcanonicalが提示されているのは見たことがあります↓
まとめ
以上のストーリーをまとめると、次のようになるか、と。
- 異なるURLに同一コンテンツが表示されるというケースがあり、問題点としては、次の三点。
- 問題点①評価の分散
- 問題点②クローラビリティが下がる
- 問題点③トラッキング・分析・解析か困難になる
- この問題を解決するためには、次のステップが必要。
- ステップ①重複コンテンツの発見
- ステップ②正規ページの決定
- ステップ③ほかのページを正規ページに寄せる
- ステップ④正規ページに寄せる方法としては、「301リダイレクト」と「canonical設定」がある
最後に
いやぁー、URLの取り扱いパートの充実度がハンパではありません。全然次のトピックに進めません💦
それにしても(私の勘違いの可能性は否定できませんが)
- コンテンツの重複問題がGoogleで従来ほどは意識されていなさそうとか
- タイトルやmeta descriptionでのキーワードの重要性が下がっているとか
色々動きがありそうですが、なかなか追いつけません💦
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また、次回。
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