【お天気予報のこころみ⑧】船乗りが使うような経験則一つとっても、小難しくしてしまう、サイエンスとしての天気予報という知識💦
こんにちは、ペンギン男です🐧
もともとは、そんなに構造的に、深く、天気予報のことを学習する気はありませんでした。もちろん、興味はあります。気圧の変化なんかで体調も変わったり、服装にもかなり影響ありますので。
しかし、基本的には、夜の月に雲がかかっていたら、明日は雨、程度の知識から、数歩深めのレベル感で十分でした。想定外に手強い本↓ですが、天気というコンテンツの強さなのか、筆者の筆力なのか、意外と読み続けています。
出典はアマゾンさん。
前回の記事↓
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【目次】
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「セミが鳴きやむと雨」的なアプローチ
私は知りませんでしたが、「セミが鳴きやむと雨」と言った言い伝えもあるようです。
その法則とは
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風が吹いてくる方向を背にして立った時、左手前方に低気圧の中心がある
急に、かなり高度な天気あるあるになりました。これは「ボイス・バロットの法則」という重々しいネーミングあるらしく、なんと科学的に根気あるのだとか。しかし、これは、
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地上風の経験則として、古くから航海者のあいだで用いられていたもの
たしかに、かなりの本気度を感じます。だいたい、どちらの方向から風が吹いているかなんて気にしたことない💦
思考実験
北半球という前提で
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- 西から進行してくる低気圧の中心が自分の北側を通ると時には、風は順転(=風向きが時計回り)
- 低気圧の中心が自分の南側を通るときには、風向きは反時計回り
日本だと低気圧はたいてい、南の熱いところから、北上してきますよね。これはテレビのお天気情報でもよく目にします。
- 低気圧は自分の下手、すなわち、南側だとすると↓
- 風向きは反時計回りなので、風は右手、すなわち東側からくるとすると↓
- 東側を背にして左手前方の方向はどちらかといえば↓
- 南側💦(一応合ってました💦)
たしかに、経験則的にも科学的にも正しい法則からしれませんが、やはり、船乗りさん専用の法則かも💦
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この法則を用いると、風向の変化から、低気圧が自分のどちら側を進んでいるのか判断できる
とありますが、そんな判断が必要となるのは、船乗り、もしくは遭難時とかサバイバルゲームのプレイ時ですね。
トリビアとして、飲み会の席て披露するにも、話題のインパクトとして弱いくせに、難しい💦
ことわざから、急にエネルギーの話に
与し易いと思っていた、言い伝えやことわざのトピックが、想定外厄介💦そんなことなら、多少は手強いトピックを、最初から手強いと分かって取り組む方がよいと思っていたら、ちゃんと、手強いテーマが待っていました💦
大気中においてエネルギーが輸送または伝達される仕組みのようですね。たしかに、天気は巨大なエネルギーの推移でしょうから、面白いトピックあるかも😊
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大気中においてエネルギーが輸送または伝達されるしくみには、主に3種類あり、顕熱輸送、潜熱輸送、放射伝達である。
急ですねー。急に、サイエンス・テイスト満載のトピック。なかなか、バランスのとれた?トピックというに、出会うのは難しいようです💦
エネルギー輸送の三つの仕組み概要
軽く触れておくと
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- 顕熱輸送→空気塊に含まれる熱エネルギーが風による移流によって運ばれるしくみ
- 潜熱輸送→水が蒸発するときに潜熱(蒸発熱)を空気塊の中に水蒸気として持ち込み、水蒸気を含む空気塊が移流した先で、水蒸気が凝結してせを大気中に放出して、移流先の空気塊を暖める
- 放射輸送→電磁波によってエネルギーが運ばれるしくみ
顕熱輸送と潜熱輸送は「風」で運ばれますが、放射輸送では、そんな「媒介」は不要で、「電磁波」によって、真空中でもエネルギーが運ばれるらしい💦
しかし、「移流」という言葉あるのですね💦はじめて知りました💦
最後に
もう、お腹いっぱいなので、続きは次回に💦
また、次回。
#百万人の天気教室