【コンテンツマーケティング②】マーケティング企業のSEO的「出版社化」戦略！！

こんにちは、ペンギン男です🐧

コンテンツマーケティングというと、なんとはなく、曖昧で、得体の知れない感じがしました。しかし、読み込んでいくと

•   かつて→「きめ細かい、人海戦術的営業」から
•   現    在→「きめ細かい、SEO技術を駆使した、デジタル的営業」

へと脱皮し、一段上の存在を目指した結果として、得られた答えのようにも感じられてきました。名称は、クリエイティブですが、基本スタンスは、地に足がついています。

いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り 「いちばんやさしい教本」シリーズ

出典はアマゾンさん。

前回の記事↓

【目次】

(ページネーションはkindleでの表記に従います)

コンテンツマーケティングの基本姿勢

アメリカのコンテンツマーケティングの権威と言われる方のコメント。至極、当たり前ですが、自ら背筋を伸ばす意味で引用します↓

No.251

顧客はあなたのことも、あなたの製品やサービスのことも気にかけていない。彼らが気にするのは自分自身のこと、彼ら自身の欲求やニーズのことだけだ。コンテンツマーケティングとは、顧客が本当に関心を払うようになる、彼らを夢中にする興味深い情報を作り出すこと

如何にもマーケッター、如何にも広告宣伝マンが口にしそうな言葉ですね💦もちろん、そんな簡単に、ユーザーが夢中になったりするコンテンツをホイホイ作り出せる魔法なんてありません。しかし、心構えとしては、こうあれ！ということですね。言葉は威勢良く、若干、ドヤ顔的ですが、内容は、かなり地味で、真っ当な感じ💦

マーケティング企業が「オウンドメディアによる出版社化」傾向？！

No.259

出版社化をめざす企業、コカ・コーラの挑戦

「出版社化」と言われると、あまりピンときません。コンテンツマーケティングと絡めて考えるに、とにかく、魅力的な情報を顧客に提供して、顧客の「心のシェア」も、とってしまおうというものですね。彼らの言葉を引用すると

No.278

すばらしく魅力的なコンテンツをオーディエンスに届け、ポップカルチャーで大きなシェアも手に入れる

ことなのだとか。たしか、アメリカの有名なバイク企業「ハーレーダビッドソン」も、いつのまにか、バイカーファッションの売り上げが、もともとの本業のバイク事業と肩を並べるくらいになったとも聞いたことがあります。ビジネスの、ハードからソフト化路線。コカ・コーラが目論む「出版社化」も、ボトル入り飲料というハードから、コンテンツというソフト化への移行を狙っているということでしょうか。

コカ・コーラのオウンドメディア↓。

cokacola journey

突然ですが、そんな「出版社化」企業の、意外なツール

No.841

eBookやホワイトペーパーと言ったダウンロードコンテンツを用意（中略）さまざまなコンテンツの形態のなかでも非常に効果の高い「万能選手」

なんだそうです。ダウンロードコンテンツには、顧客への情報提供という基本的な機能があるということは理解していました。しかし「万能選手」と評価されるまでの高い貢献度があるとは、意外でした。しかも、それにとどまらず、さらに一歩踏み込んで

No.841

専門性をアピールでき、信頼を勝ち取れる

ことまで貪欲に狙っているのだとか💦

何度も出てくるキーワード「リード」の備忘録

マーケティング・オートメーションのトピックでもよく耳にする「リード」。なんだか曖昧な使い方が多いイメージありましたが、ざっくり「見込み客」ということらしいです。

最後に

正直、まだ、あまりピンときていません。理由として

•     コカコーラが「出版社化」すると言っても、具体的な内容が皮膚感覚でわからないし、
•     「出版社化」から「売り上げ創出」までには、かなり距離あることが懸念される

ところです。とは言え、現在ヒットしているゲーム・アプリとか、Spotifyみたいなサブスクリプション・サービスも、似通ったビジネス・スタイルですね。ある程度までは無料でサービスを提供し、顧客をファンに育成した上で、有料会員に転換させるというプロセス。ですから、この出版社化スタイルも、既に、その効果の実証された、静かに強力なものなのかもしれません💦

また、次回

#いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本

#リード

#マーケティング・オートメーション

#coca cola journey