ペンギン男の生活@気になるのは、海外SEOとYOGAとお天気

Web方面では、SEOだけでなく、事業計画やファイナンスといったWebビジネスを柔軟に支えるナレッジもカバー。身体方面では、ヨガだけでなく、ストレッチも加えたエクササイズのナレッジを積み上げていきます。なお、体調に大きく影響する他のトピック、例えば天気の話題も時折絡めます。

アナリティクスでユーザー・集客・行動分析【Googleアナリティクスのやさしい教科書③】

こんにちは、ペンギン男です🐧

Googleサーチコンソールがweb技術的なサイト診断・改善ツールだとすると、このGoogleアナリティクスは、ユーザーとの接点を解析するマーケティング・ツール。GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスは、表裏一体ですね。これらのツールが無かったら、ネットマーケティング上、どうやって進めて行くんだろうと思ってしまいます💦特に、Googleアナリティクス。

ここでは、本書↓では、Googleアナリティクスに絞って解説頂いています。なお、Googleアナリティクスは以下「アナリティクス」と表記します。

出典はアマゾンさん。

前回の記事↓

 

(ページネーションはkindleでの表記に従います)

 

アナリティクスの強み

最初、アナリティクスという語感の強さに少し腰が引けていました。このアナリティクス、なんとはなく予想はついていましたが、なかなか、使い勝手のあるツールでした。とは言っても、まだアナリティクスを十分使いこなせているとは言えません。現時点の私の理解で、アナリティクスの強みを言えるとすれば、次の三点でしょう。

  •     ユーザー・集客・行動という、ユーザーの導線に沿った分析軸が用意されている
  •     特に「集客」ページにおいては、どこからサイト訪問したかという、参照元の情報があるのが嬉しい。要は、「お得意様」が分かりますので。例のパレートの法則を準用すれば、八割の売り上げは、二割の顧客が稼ぐので、そうした、お得意様の把握はなにより重要でしょう。パレートの法則(2:8の法則)とは - コトバンク 
  •      また、「行動」ページにおいては、ランディング・ページという、ユーザーが最初に訪問したページ、すなわち、集客にもっとも繋がりやすいページが分かります。さらには、サイトのコアの魅力となる人気ページが分かるということです。

もっとも、さらにサイト運営の理解と、アナリティクスの理解が深まれば、別途用意されている、コンバージョンなどのターゲット設定という機能は、なかなかのサポーターになってくれる予感がします。要は、一旦設定すれば、アナリティクスがマイルストーン管理をしてくれるもの。

アナリティクスの弱み

なんと言っても、検索キーワードがほとんど「NOT PROVIDED」となること

一番重要な情報がアナリティクスというフィルターを通さないのは辛い💦検索キーワードは、SEO対策としてはもちろん第一に考えるべき要素であることに加えて、ブランディングの格好の材料になると思われることから残念です。

ブランディングによって、サイト名とか、記事のタイトルとか、検索キーワードの傾向に従って構築できるなら、なんて、ユーザー志向のブランド戦略となることでしょう😊  「NOT PROVIDED」が少なかった時は、アナリティクスの存在意義はもっと強力だったことでしょう。

もっとも、本書の最初のほうで、アナリティクスができないことは、きちんと明言されてました↓

No.20を編集

アナリティクスではできないこと

  •    ユーザー→自身のサイト以外の情報や、ユーザーの個人情報に関することは調べられない
  •    集客→他社サイトに出稿された広告の表示回数などは調べられない
  •    行動→ユーザーの視線の動きなどは調べられない
  •    ゴール(コンバージョン)→ユーザーの心理は分からない

出来たら嬉しいですが、ここまでの機能はアナリティクスには、求めていないかも💦それにしてもアナリティクスの分析ツールとしての機能は、かなり突っ込んだものがありますね。

 

サイト運営を伴った実践的なアナリティクスの活用

分析ツールとしての得意不得意はありつつ、基本はとても丁寧な設計のアナリティクス。

今後もサイト運営を続け、その生の体験をふまえ、そして生のデータをアナリティクスというフィルターを通すことで、サイトの継続的な改善が期待できそうですね。

これを実現するには、デジタルとかITの必須条件、すなわち、手を動かすこと、そして妥当なフィードバックを適時に行うという繰り返しあるのみでしょう。まさにアナリティクスの使い方そのもの。

そんな耐久レースに、アナリティクスは、きちんと付いてきてくれそうです。

 

Googleサーチコンソールとの連動

よくSEOという言葉を聞きます。アナリティクスとの相性はどうなのでしょう。

Search Engine Optimizationの略で、日本語だと、検索エンジン最適化。検索エンジンGoogleなので、如何にGoogleの意図を汲み取って、そして実践するかがSEO。とすると、Googleが提供するアナリティクスのアウトプットを生かすことは、SEOにピッタリですね。

SEOといえば、盛んにキーワードとの絡みで言及されますが、単なるキーワード探しにとどまらない作業のようです。その意味では、サイトの診断・改善機能を有するGoogleサーチコンソールのほうが、アナリティクスに比べて、よりSEOという目的に近しい感じがあります。その意味では、(Google)アナリティクスとGoogleサーチコンソールの二人三脚は必須なのでしょう。アナリティクスとの、長いお付き合いの始まり?

 

まとめ

以上のような流れをまとめると次のようになるか、と。

  • アナリティクスには、ユーザー・集客・行動という、ユーザーの導線に沿った分析メニューが用意されていることが強み
  • アナリティクスには、流入検索ワードが「NOT PROVIDED」となることが多く、この点が残念
  • SEO対策としては、サイトの診断ツールであるGoogleサーチコンソールが有効。GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスとは二人三脚で活用するとシナジーありそう

 

繰り返しになりますが、SEOという言葉はよく聞きます。そして適切なキーワード探しの必要性も良く耳にすることですが、いずれも十分に難しい作業。

とは言え、主戦場たるGoogle検索との、長く、総合的なお付き合いをするには、逃げるわけにはいかず、Googleアナリティクスは、そんな作業に豊富なヒントを与えてくれそうです。

繰り返すようですが、実際のサイト運営と、(Google)アナリティクス・Googleサーチコンソールというフィルターを通した分析・フィードバックの丁寧な繰り返しが、自分を助けてくれることになりそうです。

 

また、次回

 

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