ペンギン男の生活@気になるのは、海外SEOとYOGAとお天気

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【SEOとHTML技術①】Google vs HTML技術標準化

こんにちは、ペンギン男です🐧

本当に、ちょっとずつ、ちょっとずつ、SEOらしきものを始めている私。多少なりとも、SEOに関するイメージが出来つつあるのですが(もっとも、具体的な作業も未着手ですし、当然、効果が出てきたなんていう経験はゼロ💦)そんな時、本書に会いました。しかも、HTMLの技術の標準化とも関係深いようです。従って、まずは、タイトルの重要性がこれでもか!というくらい強調されてます。タイトル!title!

これからのSEO内部対策 本格講座

これからのSEO内部対策 本格講座

 

出典はアマゾンさん。

 

 

内部対策と外部対策

P-3

Googleは人間のように(webサイト)のみで判断する力を未だ持ち合わせていないため、いまでも外部対策(被リンク対策)に頼ったアルゴリズムとなっている

本書は2017年3月14日初版です。例のペンギンアップデートという悪質リンク退治のせいもあってか「被リンク」というトピックの注目度はかなり後退していたイメージありました。でも、専門家によれば、いまだ重要な要素のようですね。

あと、「内部対策」という言葉、単に「被リンク対策」以外ということらしいですね。きっと 

  •     「被リンク対策」という「外部対策」が注目されていたときに
  •       その対義語として「内部対策」という表現が生まれた

ようなイメージあります。要は、特殊なアプローチではなく、サイトをしっかり作りましょうという、とても重要で正当な対策のことでした💦ちなみに、

P-28

以前は「内部:外部=3:7」程度で圧倒的に外部対策の比重に頼った施策で結果を得られていたのですが(中略)今では(中略)5:5もしくは6:4くらいへと形成が変わってきた

らしいです。さらに、その内部対策の傾向として、外部対策がプラス評価を高めることに比べると

P-29

内部対策は、マイナス効果を回避することに対して主に効果

だそうです。そういう意味では、一発勝負というより、地道な作業が身を結んでいくイメージですね。しかし、いまだ外部対策の比重は半分。かなり重要ですね💦

 

内部対策のエッセンス 

P-37

SEO内部対策の真髄(中略)コンテンツの内容を検索エンジンにわかりやすくつたえること

すなわち、検索エンジンの「ロボット」とのコミュニケーションなんですね。きっと言語もHTML5なんかが中心?!

 

HTMLの標準化とGoogleのスタンス

W3Cというのは、HTML技術の標準化を目指す非営利団体だそうです。

W3Cとは?Web標準化の重要性とW3Cの勧告プロセス

そのW3Cと、web業界の雄Googleとの見解は同じでないらしく、しかも

P-39

Googleの発言においても、微妙な発言撤回がこれまで数多くありました。そもそもあいまいに表現することが多く、それを匂わすことで、施策の方向性を指示したつもりではあったと思います

むむむ。とりあえずは、専門家の方の解釈という二次的データに依存させていただいたほうが無難なようです。

 

title命

P-42

上位表示にもっとも重要なのはtitleの付け方

「title=Webページの顔」だと考える

ここまで断言してもらえると、なんだかスッキリしますね。もちろんGoogleの技術の向上から

P-43

コンテンツの関連性が高いと見なされれば、titleにキーワードが含まれていなくても上位表示させることができるようになった

のですが、

P-43

今もなお、titleにキーワードを含めるべきだと考えます

ここでは「サイト」のtitleではなく、「ページ」のtitleのことのようです。恐らくは、どちらも重要ですが、それなりの差異もあろうと推測されるので、念のため。

 

タイトルの留意点

P-46

無用な“スペース”や“、”を使用しない

上記のような表記も文字数としてカウントされ、検索結果が表示される際、文章の途中で文字が切れてしまう懸念あるからだそうです。また、その他、「!」や「★」も、タイトルを省略させる継ぎ目とみなされることもあり、回避したほうがよさそうです。

P-47

titleは24文字以内

類書では、30文字とか。いずれにしても、ここらあたりの数字を基本に、なるだけ短くまとめろ!ということでしょう💦全然出来ていませんが💦

P-48

重要語句のみ二回使用する

これ以上のキーワードを利用するとは、過度な施策ととられ、ペナルティを受ける可能性もあるとか。推測でしかありませんが、本書はちょっと厳しめかも。

P-49

全てのWebページをオリジナルなtitleとする

P-50

コンテンツに関係のないtitleは使用しない

P-50

近接度を意識する

どれも、類書で確認できるので、最重要ポイントなのでしょう。しかし、まだGoogleはひとつ上を行きます。

 

Googleの独自判断でのサイトタイトルをつけることも

P-51

表示上のtitle部分は「SEO対策佐賀 | SEOの7e-SEO対策福岡」となっています。しかし、実際のtitle記述は

<title>SEO対策佐賀 |  SEOの7e</title>

たしかに、はっきり「-SEO対策福岡」という記述が加わり、さらに「佐賀」ではなく「福岡」表記なんですね。ちなみに、こうした表記となった背景としては、対象となったWebサイトでは

  •      トップページ(index.html)の「SEO対策 福岡」を上位表示させるページの中心とし
  •      本社所在地としての「福岡」をほとんどのページに加えた結果

と考察されています。すなわち、

P-52

Webサイト全体としてのtitleを総称する語句が任意で表示される

んー、相当、しっかりした枠組みの記事が要求されているということですね💦それにしてもGoogleアルゴリズムは賢い💦

 

最後に

この本は「実践的な」ことを目指されているせいか、なかなか要求が高い印象あります。しかしながら、本書を頂点というか、基本にしつつ、類書や実務経験で求められる水準との差異から、自分なりのレベル感を獲得していくのは、なかなか有益ではないかと思われます。

 

 

また、次回

 

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