【Instagramとピンタレスト①】自社サイトへの誘導率は5%
こんにちは、ペンギン男です🐧
この、画像アーカイブのアプリ「ピンタレスト」好きなんですよね。
センスの良さと押し付けがましさがないところ。とはいえ、単に画像収集のツールのようにも見えるので、どこまで真剣に取り組むべきかは悩ましいところです。また、ビジュアル面の押し出しという意味では、インスタグラムとの差別化もよくわかりません。
とはいえ海外では、ウエブサイトへの誘導率の高さやユーザーの購買のポテンシャルも高いというところで、企業が自前のアカウントを開設しているところは多いようです。業界的には、旅行会社とかアパレルが多いとか。これは納得😊また、2015年現在では、世界で7,000万人にもなるとか。トピックは数限りなくあるのですが、まずは、基本?から。なお、本書はピンタレストさんの日本法人の方にインタビューした形になっています。
出典はアマゾンさん。
【目次】
(ページネーションはkindleでの表記に従います)
そもそもピンタレストとはなに?
No.45
No.45
自分の興味や関心に沿って作成したテーマ(「ボード」)ごとに、自由に画像を追加(「ピン」)していきます。
んー、かなりシンプル💦
No.45
ソーシャルメディアとしての一面も持っており、同じ趣味や興味・関心を持つ人の画像を見て「いいね!」と反応したり、コメントしたり、「自分も同じ画像を集めよう!」と「リピン」したりすることができます。
ツイッターが短い文章、インスタグラム(Instagram)が写真を軸にしているのに比べ、写真だけでない画像を軸としつつ
- テーマ創設機能
- アーカイブ機能
- いいね!機能
- シェア機能
など、主要な機能は網羅するというスタンス。
ピンタレストのマーケティング的に秀逸な三つのポイント
<一つ目のポイント>サイト誘導
No.55
ピンをした画像は、もともとその画像があったウェブサイトに遷移する仕組みになっています
(中略)アメリカでは、ピンタレストから自社サイトへの流入は5パーセントと、主要なソーシャルメディアの中では、フェイスブックに次いで2位になっています。
一つ目は、自社サイトへの誘導です。フェイスブックに次いで2位というのは、かなり驚きの数値ですね。
<二つ目のポイント>ブランディング
No.61
自社のプロダクトや世界観をさりげなくPRできる
実際閲覧してみると、クオリティはかなり高いと言えましょう。あまりうまい表現ではないかもしれませんが、例えば、インスタグラムと比較してみると
インスタグラム → 美 ➕ 洗練性
VS
ピンタレスト → 美 ➕ 知性
といった印象を受けます。もちろん、他にもご意見は種々あるとは思いますが、ピンタレストさんが、インスタグラムさんなどほかのソーシャルメディアとの差別化の軸として、ある程度は意識されているような気がします。それゆえに「ボード」というテーマ仕分けサービスまで用意されているので。例えば、ハッシュタグにも似た用途あります。アーカイブ充実の意味では、こちらの「ボード」というテーマ仕分け機能のほうが、使い勝手は良さそうです。
<三つ目のポイント>ユーザーによる拡散機能
No.72
ピンタレストでの情報拡散のカギは「リピン」にあります。ピンタレストで流通している画像の80%は「リピン」だという調査もあります。つまり、一度ピンされた画像を他のユーザーが拡散しているということです
この「リピン」というのが分かりにくいですが、要は、ほかのユーザーの保存内容を、自分の保存内容として取り込むということのようです。
- 「フォロー中」ページでは、自分の「ピン」のすぐ側には「その他のアイデア」
- 「フォロー中」ページでは、トレンド・デザイン・アートなどのジャンル別の「ピン」例の提示
- 「お知らせ」ページでは、最新のピン例や、キーワードのおススメまで
とにかく「レコメンド」機能がかなり充実しているイメージです。
とりあえずの、まとめ
想像以上に充実したコンテンツたるピンタレストさん。とりあえずの印象としては
- センスの良さ
- 押し付けがましさがないこと
- (と、同時に)レコメンド機能のかなりの充実
が、なにより、インパクトとして、強いものがありました。
#自社サイトへの誘導
#情報拡散